ノロウイルスの子供でもできる予防法!感染経路は?対策グッズは?

《 本記事は広告を含みます 》

ノロウイルス 予防 子供

12月~1月にピークを迎えるノロウイルス。
激しい嘔吐や下痢を伴うことから、出来る限り感染を防ぎたいですよね。

記事では、子供でもできるノロウイルスの予防方法とその感染経路をご紹介します。家庭で使える人気のノロウイルス対策グッズもありますので、ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

 

ノロウイルスの子供でもできる予防法!

ノロウイルスは、体内に数体入るだけで感染するほど強力なウイルスです。
特に、免疫力の低い子供は感染しやすく、1度かかると2~3日は嘔吐・下痢に襲われるため注意が必要です。

では、ノロウイルスに対する有効な予防策は何があるのでしょうか?対策は主に2つ。

(1)手洗い

(2)感染源に近づかない

それぞれ詳しくご説明します。

(1)手洗い

ノロウイルスは非常に強力なウイルスで環境抵抗性が極めて強いといわれています。
そのため、消毒用アルコールで死ぬことはなく、もちろん石鹸でも死なないウイルスです。

手洗いでウイルスを殺すことはできませんが、物理的にウイルスを手から除去する(洗い流す)効果はあるので、この時期の手洗いは徹底しましょう。
なお、ノロウイルスのほとんどは経口感染です。子供には、食事の前に手を洗う習慣をつけさせるとよいでしょう。

(2)感染源に近づかない

ここでいう感染源というのは、「感染している人」「嘔吐物・便などの排泄物」をいいます。
ノロウイルス感染者の大部分は「人から人への感染」だといわれており、どのような形でウイルスをもらってしまうか分からないため、ノロウイルスに感染している人との接触は極力避けるようにしましょう。
また、体内で増殖したノロウイルスは、人の排泄物とともに体外へ排出されます。このとき、排泄物の付近には高濃度のウイルスが飛散し、飛沫感染するおそれがありますので、嘔吐物・便などには近づかないようにしましょう。

 

ここで、「マスクに予防効果はないの?」と疑問に思われた方もいるかもしれません。
インフルエンザでは大活躍のマスクですが、ノロウイルスに関してはマスクでの予防はあまり効果がありません。
(そもそも、子供はずっとマスクをしていてくれませんが…)

ノロウイルスは、通常飛沫感染をしないからなのですが、そもそもノロウイルスはどこから感染するのでしょうか?
次の章で詳しくご説明します。

 

ノロウイルスの感染経路は?

(1)経口感染

感染者の大部分は「人から人への感染」でノロウイルスをもらっています。
そして、その感染経路はほぼ「口」です。経口感染といって、口からウイルスを体内に入れてしまうことで感染します。

外食した時の調理師やスタッフが感染者で、その人の手から食器にウイルスが付着して感染するパターンは多くみられます。
保育園・幼稚園・学校などで集団感染が起こるのは、このケースがほとんどでしょう。(2015年12月には、保育園の餅つき大会が原因でノロウイルスの集団感染が発生しています)

食事の時に、感染者の食べかけを食べたり、食事のシェアをするのは最も危険です。

 

(2)排泄物からの感染

介護職の方に多いのが、この「排泄物からの感染」です。
ノロウイルスの症状として嘔吐・下痢が激しいことは有名ですが、これこそとっても危険な感染源です。
ノロウイルスは腸管で増殖するウイルスのため、体内から排出された嘔吐物・便などの排泄物には高濃度のノロウイルスが含まれています。
そのため、嘔吐物や便の近くには、非常に高濃度のノロウイルスが舞っています。

例えば感染者がトイレを使った後、よく手を洗わずにドアノブなどを触ることでドアノブなどを触ったりするとドアノブにノロウイルスが付着してしまうことがあります。

他にも介護職の方は、お仕事上、ご年配の方の食事や便のお世話をするため排泄物に接する機会が多く、そこから感染するケースが多いようです。
しかも、このような感染経路で感染した介護スタッフが、そのまま食事を作ったり、配膳の手伝いをしたりすると、施設での集団感染が発生してしまいます。

 

(3)飛沫感染・接触感染はない

インフルエンザと違って、ノロウイルスは基本的に飛沫感染をしません。そのため、マスクなどの予防はあまり効果がないと言われています。
加えて、感染者が接触した物に「触れただけ」で感染することもないため、日常生活で普通に接触する分には、感染するリスクはそう高くありません。

ただし、どこかから手に付着したウイルスを、何かの拍子に口に入れてしまった場合はノロウイルスに感染してしまいます。

 

(4)危険な2枚貝も原因としては非常に稀

食べ物の中では、主に生牡蠣などの2枚貝にノロウイルスが生息しているといわれています。
そのため、ノロウイルスが流行する時期に牡蠣などを食べる場合には、よく加熱してウイルスを殺してから食べるようにすることをおすすめします。

しかし、この牡蠣に生息するノロウイルスには、人によって免疫を持っている人もおり、生牡蠣を食べたからといって必ずノロウイルスにかかるわけではありません。
むしろ、ここ数年のノロウイルス感染症の原因としては、非常に稀でしょう。

 

ノロウイルスの対策グッズ!

予防策として、有効な手段が少ないノロウイルスですが、唯一「塩素系の消毒液」にのみノロウイルスを殺す効果があります。
そこで、塩素系の消毒薬など、ノロウイルス対策に効果的なグッズをご紹介します。

次亜塩素酸水 バイバイ菌

ノロウイルス対策として一番のおすすめが、こちらの「次亜塩素酸水 バイバイ菌」です!
特殊技術で作られた次亜塩素酸水の除菌スプレーで、名前はちょっとふざけていますが、その除菌力は非常に強力です。

しかも、材料はなんと水と食塩のみ!
アルコール成分も入っておらず、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えます。
食品添加物と同じ成分なので、人体への影響はありません。
非常に高濃度なので、スプレーとして使う場合には水で希釈して使ってください。

なお、加湿器のように、次亜塩素酸水を常に散布してくれる超音波噴射器が爆発的な人気です。
ノロウイルスが大流行して以降、毎年手に入りにくい状況が続いています。
ノロウイルス対策だけでなく、さまざまなウイルス対策(インフルエンザや風邪など)、消臭効果、加湿ができて子供がいるご家庭に好評です。

 

ノロキラー

ノロウイルス、O-157、サルモネラ菌などを強力に除菌してくれるスプレーです。
人体やペットに直接吹きかけても問題ない製品で、子供などが万が一口に入れてしまっても大丈夫です。
子供のおもちゃや、トイレまわりなどに使うのがおすすめ。
こちらの商品は、希釈する必要がなくそのまま使えるのでお手軽です。

 

イソジン

ヨード剤が含まれたイソジンも、ノロウイルスには効果があります。
外出から帰った際などは、イソジンでうがいをするといいでしょう。

 

キッチンハイター

ノロウイルスに有効な次亜塩素酸ナトリウムが入った台所用漂白剤では、ハイターが一番でしょう。
何気ないところから、手に付着しているかもしれないノロウイルス。
食器や調理器具に付着すると、一気に感染者が広がるため、食器やまな板などを定期的に除菌するのがおすすめです。

 

さいごに

いかがだったでしょうか?

非常に強力なノロウイルスですが、日頃の有効な予防策は「手洗い」くらいになってしまいます。
なんとも歯がゆいですが、子供には外出後・食事前の手洗いを徹底させるようにしましょう。

なお、大人の方場合、症状がほとんど出ていなくてもノロウイルスに感染している可能性があります!
知らずに感染して、子供にうつしてしまうなんてことがないように、こちらの記事もぜひ読んでおきましょう。
>>え?私も感染してたの!?大人によくある軽い症状のノロウイルス

スポンサーリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑