インフルエンザの感染を防ぐ7つの習慣~できることから始めよう~
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インフルエンザウイルスが活発になるこれからの季節。
一度感染してしまうと、仕事や家事ができなくなったり、家族にうつしてしまうなど困ることがたくさんあります。
記事では、インフルエンザに感染しないために、日頃からできるインフルエンザの予防対策を7つの習慣としてまとめました。しっかりと防ぐことで、発症リスクを減らしましょう!
インフルエンザの感染を防ぐ7つの習慣
インフルエンザは、鼻やのどの粘膜から感染するウイルスです。そのため、予防の基本はウイルスを体内へ入れないこと。また、正しい生活習慣で、体の免疫力を高めておくことも重要です。次にご紹介する7つの予防対策は、どれも日頃から実践できるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
インフルエンザ対策1 人混みでのマスク着用
人の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことで、飛沫感染を起こす可能性があります。外出するとき、人が集まる場所に行くとき、感染者が近くにいるときなどは、マスクの着用を徹底しましょう。
着用するマスクには、ウイルスを通しにくい不織布製の使い捨てマスクがおすすめです。鼻や口、あごの周辺に隙間ができないよう、サイズの合ったものを密着させて使いましょう。
インフルエンザ対策2 丁寧な手洗い
ウイルスの付着した物に触れた手で、口や鼻などに触れると接触感染を起こします。外出後、マスクを外した後、食事の前、感染者と接触した後などに手洗いをするようにしましょう。
手洗いは、石鹸を使い、手のひらから指先・手首まで15秒以上かけて丁寧に洗ってください。石鹸のかわりに消毒用アルコールを使うのもおすすめです。
インフルエンザ対策3 うがいはこまめに
うがいをすると、のどに潤いが保たれ、ウイルスに対する抵抗力が高まります。外出したあと、人混みにいた後、マスクを外した後、食事の前、感染者と接触した後なぢに、手洗いと一緒に行うようにしましょう。
うがいは、口の中をすすぐ「ブクブクうがいと」、のどの奥をすすぐ「ガラガラうがい」を数回やるとより効果的です。
インフルエンザ対策4 食事はバランスよく栄養を摂る
栄養のバランスが崩れると、免疫力の低下を招きウイルスにかかりやすくなります。食事は1日3食、栄養のバランスに気をつけるようにしましょう。理想は、主食(米などのエネルギー源)・主菜(魚や肉などのタンパク質)・副菜(野菜などのビタミン、ミネラル、食物繊維)をバランスよく摂ることです。
インフルエンザ予防5 睡眠を十分とる
睡眠不足で体の疲労が溜まると、免疫力の低下につながります。一方で、十分な睡眠では副交感神経が働き、免疫細胞を活発にしてくれます。夜は早めに就寝し、睡眠時間を十分にとりましょう。
健康的な睡眠をとるためには、寝る3時間前の飲食を控えたり、寝る前に軽くストレッチして体をほぐすとよりよいとされています。
インフルエンザ対策6 湿度と温度
冬に風邪やインフルエンザが流行る理由の1つに、空気の乾燥があります。空気が乾燥すると、ウイルスが活発になるだけでなく、鼻やのどの粘膜が乾き、ウイルスが体内に侵入しやすくなるのです。室内の湿度と温度を調整し、ウイルスの活動しにくい環境を作りましょう。
目安としては、湿度は50~60%、温度は20~25℃です。定期的に室内の空気を換気させることも大切です。
インフルエンザ対策7 予防接種
インフルエンザに一番効果的な予防対策は、予防接種といえます。特に、2015年の冬シーズンは、ワクチンにより予防できるウイルスが3種類から4種類に増えたため、さらなる予防効果が期待されています。
ワクチンは、接種後約2週間で抗体を作り、5ヶ月間ほど効果が続きます。インフルエンザ流行のピークは、例年12月~3月に迎えるので、その前の予防接種をおすすめします。
インフルエンザの感染を予防するということ
いかがだったでしょうか。
直接、ウイルスが体内に入ることを防ぐだけでなく、日頃からウイルスに感染しにくいよう体の免疫力を高めておくことが重要です。
インフルエンザウイルスに感染すると、高熱が出て苦しいだけでなく、約5日間は感染リスクがあるため行動が制限されてしまいます。家族がいる場合には、家族への感染も心配されますし、いいことは1つもありません。
完全に防ぐことは難しいものの、今回ご紹介した7つの週間を実践していれば、インフルエンザに感染する可能性をぐっと下げることができます。
自分のためだけでなく、まわりの人のためにも、予防対策をしっかりしていきましょう。
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