家庭栽培で大人気のゴーヤ♪育て方が難しくないのと、実がたくさん採れるのがおすすめの夏野菜です。しかし、１度育て始めると、色んな悩みが出てきます。

ゴーヤ栽培のコツは？
種が発芽しない！
水やりに適した量は？やり過ぎはよくない？
初生葉がなんか変？
葉っぱが虫食いに！駆除したほうがいい？
ゴーヤの葉っぱに黒い斑点が！何かの病気？
ゴーヤの実が大きくならないのは何故？
1株からの収穫量は？

ゴーヤ栽培の気になるお悩みをまとめました！

ゴーヤ栽培のコツは？

ゴーヤ栽培の一番のコツは栄養満点の『土』です。

ゴーヤはたくさんの根を生やし、そこからたくさんの養分をとっています。
元気で大きな葉っぱと実をつけるためには、土を栄養たっぷりにしておきましょう。

具体的には、まず、元肥に十分な有機肥料を与えること。
そして、苗の植え付け１ヵ月後には、野菜用の追い肥をします。
さらにその後、収穫の続く限り２週間に一回ぐらい追い肥をしていくと、どんどん実をつけてくれますよ。

ゴーヤの種が発芽しない！

ゴーヤの種がなかなか発芽しなかったり、と発芽が進まないことでお悩みの場合、
種まきの時期が早かったか、気候が涼しいことが原因です。

温度不足で低温障害が起こり成長が止まってしまっているんです。
地域や気候にもよりますが、ゴーヤの種蒔きは５月中旬ぐらいからです。
涼しいところならもっと遅くてもいいくらいです。

残念ながら、今の状態では放置してもうまく育つ可能性は低いです。
その状態で一週間動きがないなら根がまともに育っていないので、
その苗にこだわるより、種をまき直すことをおすすめします。

ゴーヤの水やりに適した量は？やり過ぎはよくない？

ゴーヤの水やりに、特別なことはありません。
１日２回、朝晩、たっぷりと水をあげてください。

水のあげ過ぎはよくありません。
根が腐ることもあるので、メリハリのある水やりをしてください。

なお、大雨などで何日も降り続くようなら、雨に当たらないようにしたほうがいいですが、
一日降る程度なら雨ざらしでも問題ありません。

ゴーヤの初生葉がなんか変？

ゴーヤを育てていて、最初の葉っぱが生えてきたときは本当に嬉しいものです。

しかし、想像していたゴーヤの葉っぱとちょっと違うな？なんかツルが生えてきたな？
ということはありませんか？

実は、ゴーヤ栽培でこれに気付かない人が多いんです。

初生葉に変化を感じた方、ゴーヤの接木苗を購入していませんか？
ゴーヤ（ニガウリ）の苗は、専用のカボチャを台木にした接木苗が多いんです。
そして、あなたが異変を感じた初生葉は、そのカボチャの葉やツルが成長してしまっています。

これを放っておくと、肝心のゴーヤの生育が悪くなります。
元から切ってしまいましょう。

ゴーヤの葉っぱが虫食いに！駆除の方法は？

ゴーヤを育てていると、丸い虫食い傷ができることがあります。
これは、ウリハムシという虫による被害です。

すぐ飛んで逃げるので確認しづらい虫ですが、残効性があるベニカ水溶剤等で駆除できます。
また1本だけであれば黄色粘着トラップを仕掛けても良いでしょう。

※ベニカ水溶剤は、様々な虫へ有効な汎用殺虫剤で、ゴーヤに対しては収穫前日まで使用できます。

※黄色粘着トラップも色々なものがあります。

なお、ゴーヤの場合、ある程度の被害なら生育には問題ありません。

ゴーヤの葉っぱに黒い斑点が！

温かくなってから育つ葉は大丈夫なのですが、気温が安定しないうちに小さい苗の葉っぱを寒さに晒してしまうと、低温障害で黒い点々が出来ます。

苗が元気なら病気ではないので、温かい環境で育つよう注意してあげましょう。

ゴーヤの実が大きくならないのは何故？

たわわな実をつけるイメージがあるゴーヤですが、草丈が小さいと小さな実しか実りません。

注意すべきポイントは基本の３点です。

・十分な日射量
・たっぷりの水分（やり過ぎに注意）
・適度な追肥

ゴーヤは南系の植物（野菜）ですから、栄養たっぷりの土地で、元気に育ててあげてください。

なお、ゴーヤの実が黄色くなってしまうのも、肥料不足や水不足が原因です。
黄色い実は収穫期を過ぎていますから、これ以上大きくなりません。

ゴーヤ1株からの収穫量は？　

ゴーヤの収穫量ですが、苗１本からだと、最盛期には毎日３～４本収穫できるくらいたくさん生ります。
種類にもよるのでしょうが、十分な日照時間と水分があれば大体20～30本は取れることも。
それでも収穫が遅れれば、いくつも実がはじけてしまいます。

サイズは種類により長短があります。

まとめ

いかがだったでしょうか？
ゴーヤ栽培のヒントになったでしょうか？

とにかくポイントは

・栄養満点の土壌
・１日２回の水やり
・適度な日光

です。

繊細な植物ではありませんから、基本的なことに注意して育ててみてください。
あなたの愛情も受けて、夏には大きな実をつけてくれることでしょう♪

なお、こちらの記事も参考にしてみてください。
＞【ゴーヤの育て方】大きくならない！花が咲かない！栽培のコツは？