子供が風邪の時の看病の仕方は?7つのポイント

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子供 風邪 看病
子供の風邪の看病の仕方・やり方を分かりやすく7つのポイントで解説します。

1歳・2歳や乳児・幼児のお母さんは、初めてのことで戸惑うことも多いはずです。
自分が子供の頃、どんなふうに看病してもらってたでしょうか?適切な看病で、子供の病気を早く治してあげましょう。

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子供の風邪の看病について

 子供がダルそう、熱がある、咳や鼻水が出る、、、、などなど、風邪の症状はお子さんそれぞれです。心配する気持ちで落ち着かないと思いますが、お母さんは冷静に対処してあげましょう。

 もう病院へは連れて行きましたか?家で安静にして治すのも大切ですが、まずは病院へ連れて行って、適切なお薬をもらいましょう。

 病院へ行ったあとは、家で安静にしていることになりますが、どんなふうに看病していいか悩んでしまいますよね。
そこで、子供の看病の仕方を、7つのポイントにまとめました。
丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

風邪の看病の仕方 子供にはこうしてあげる

1.リラックスできる環境・状態にする

 まずは、早く体が治るように、精神的な負担はなるべく取り除いてあげましょう。

  • 安心して眠ることが出来るように、側にいてあげる
  • 目覚めているようなら、お話を聞かせてあげる
  • 背中やお腹をさすってあげる
  • 部屋の温度は、暑すぎず寒すぎない快適な温度を保つ

 なお、過度な冷房は自律神経のバランスを崩して自然治癒力を損ないます。また、暖房などでの暖め過ぎ・着せ過ぎはエネルギーを消耗して疲れるので、適度な温度を心がけましょう。

2.こまめな水分補給

 特に発熱している場合などは、呼吸での水分喪失が増え、発汗も加わり脱水症状を起こしやすい状態です。大量に飲む必要はありませんが、こまめに水分をとるようにお母さんから促してあげましょう。

 ポカリやアクエリアスなどのスポーツ飲料は、熱にやられた胃腸に優しく、吸収も早いのでおすすめです。

3.熱は3時間毎に計る

 子供は自分の症状を正確に伝えることができません。
 風邪の症状を把握するためにも、朝・昼・夕・寝る前の1日4回程度を目安に熱を計るようにして、子供の様子を確認しましょう。

 ここで知っておいてほしいのは、熱は必ずと言っていいほど、夕方から夜にかけて高くなります。その逆で、朝は低いことが多いです。少しの体温の上下で慌てることはせず、じっくり様子を見てあげましょう。

4.頭を冷やす(氷のう・氷枕)

 頭を冷やしただけで発熱が下がるわけではありません。

 ただ、熱で体が火照っている場合、おでこを冷やすと体が少しラクになることがあります。子供が気持ちよく感じるようであれば冷やしてあげましょう。

 ラクちんなのが冷えピタなどの商品ですが、乳児・幼児の小さいお子さんは、冷たくすると嫌がることが多いと思います。その時は、あまり冷たすぎない水で絞ったタオルをおでこに乗せる程度がいいでしょう。

5.入浴・お風呂

 一般的には、病気の間は控えたほうがよいでしょう。

 ただ、排便部分や汗をかいた部分などは、濡れたタオルで拭いて清潔にしてあげてください。これは、高熱でつらそうな時にも効果的で、体がほんのり濡れることで体温をうまく放散でき、少し楽になります。

6.食事

 あまりエネルギーを使わないよう、消化がよくあっさりした食事を与えるようにしてください。 今は、クックパッドなどのレシピサイトで、子供が病気のときのレシピをたくさん探すことができます。

 食欲がない場合は、好きなものの中でも消化のよいものを選び、少しでも食べてもらいましょう。ただし、無理強いはいけませんので、食べられるだけで大丈夫です。

7.お薬

 特に小さいお子さんには、病院で処方された薬を、用法用量を守って飲ませるようにしましょう。

 味に違和感のあるお薬は、なかなか飲んでくれないかもしれませんが、薬を飲ませることも立派な看病の1つです。薬をしっかり飲むことが、風邪を治すのに一番の近道です。ご褒美にジュースを用意してあげるなど、工夫してあげましょう。

 

子供の風邪で看病疲れ?うつらないようご注意を

 子供が病気だと、なかなか気になって精神的に疲れてしまうお母さんも多くいます。特に、ご兄弟がいる場合は、そちらの面倒も見なきゃいけないし、日常の家事もやらなきゃいけません。

 いわゆる看病疲れになってしまうんですね。

 大変なのはとても良くわかります。ただ、気をつけてほしいことが2つあります。

(1)決して子供に当たらない

 最初にも書いたように、看病のポイントは、子供を精神的にリラックスさせてあげることです。
 どんなに疲れたり、イライラしてしまっても、決して子供に強い口調で接することはしないでくださいね。

(2)自分自身に風邪がうつらないようにする

 風邪をひいた子供と接する時間の長いお母さん。どうしても、風邪がうつる可能性は高くなってしまいます。また、看病疲れや精神的な疲れがたまっていると、病気になりやすいものです。
 しかし、自分自身が風邪をひいてしまっては本末転倒です。

 家の中で過ごしていても、こまめにうがいや手洗いをして、しっかり風邪予防をしておきましょう。

 

あとがき

いかがだったでしょうか。
子供の風邪の看病のやり方は、理解できましたか?

なかなか親がしてあげられることが少なく、心配な気持ちが膨らむかもしれませんが、どんなときでも冷静に、優しく子供に接してあげてください。

風邪は、薬を飲んで安静にしていれば治る病気です。
普段の子供の様子をしっかりチェックしておき、何か異変がないか見守っておきましょう。

お母さんが側にいることが、子供にとって何よりの薬になるはずです。

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