初節句が祖母の喪中期間になってしまった!延期すべきか迷った末の我が家の結論

《 本記事は広告を含みます 》

初節句 喪中

本来なら4月生まれの娘は生後11ヵ月の時に初節句を迎える予定でした。しかし、私の祖母が亡くなり喪中になってしまったため、お祝いするか延期するかが問題になりました。

しかも、私の家系は伝統行事は古い風習が残っていて、夫の家系はあまり行事などを気にしないタイプだったため、考え方でもかなりもめることになったんです…それでも、女の子の初節句は雛人形を購入してしっかりお祝いしたかったので、お互いの両親と何度もやりとりして決めることになりました。

スポンサーリンク

初節句が祖母の喪中期間になってしまった!

娘が生まれたあと、生後半年くらい私の祖母(娘にとっての曾祖母)の調子が悪く予断を許さない状況が続いていました。初節句が無事に迎えられるのか心配でしたが、無事に迎えられたときのためにお雛様探しだけはしていました。

しかし、願いかなわず祖母は年明けに旅立ってしまいました。娘の初節句を一緒にお祝いして欲しかったので、本当に残念でした。

私の住んでいる地域は、古い風習が多く残っており行事や伝統等を大切にしています。両親、ご近所さんも同じような考え方で、皆さん喪中の間は「結婚」「七五三」等のお祝い事を延期しています。

実際に、ご近所さんからは「娘ちゃんの初節句が喪中になっちゃったね。」と言われていました。

喪中なのに初節句お祝いを送ってきた義理の両親

夫は私の家(妻側)へ婿入りをしたこともあり、私の曾祖母の喪中を気にしてくれていました。妻側に合わせて初節句を延期するか、娘にとって曾祖母は血縁も遠いし気にせずお祝いするか、どうしようか?と夫婦で話し合っていたんです。

そんなさなか、夫側の義両親から「これでお雛様買って」と初節句のお祝いのお金が送られてきました。

夫側は親族含め、あまり伝統や風習が少ない地域で、合理的な考え方の人が多い地域です。妻側とは全く考え方が違います。

私と夫だけでは判断できなくなってしまったので、娘の初節句について私の両親に相談することにしました。

喪中の初節句の結論~気持ちよくお祝いするために~

私の両親も、私と夫と同じ考えだったようで「どうしようか?」と言ってくれました。ただ、喪中であることを知っていながら、また、お雛様の購入について相談も無くお祝いを送ってきた夫の両親に対し、この時は良い感情を持っていない様子でした。

スポンサーリンク

私の両親と私と夫の4人で話し合った結果、お雛様購入のことも話し合えていないし、今から慌てて準備をしても良いお雛様に出会えないと来年に延期することにしました。

夫の両親には、夫から喪中のため来年初節句をすることを伝えてもらいました。夫の両親は「喪中ということは知っていたが、初節句を延期するようなことだとは知らなかった」と言っていました。

私の両親へは、私から「夫の両親は喪中文化があまり無い地域だから、初節句を延期するとは知らなかったし、気が付かなかった」「住んでいる地域が違うのだから
風習や考え方も違う」ことを伝えました。

理解できなくとも、そういうものだから色々なことをその都度話し合って決めていこうと伝えました。夫の両親も私の両親も、お互いに思うところはあったと思いますが、私達夫婦と娘のため、胸に留めてくれたので揉め事にならずにすみました。

初節句の風習の違い お雛様の費用負担

私達夫婦は、夫の婿入りということもあって世間一般の言われている『お雛様は妻側が買うもの』だという風習に合わせると、夫の両親がお雛様を購入することになります。

ですが、夫の両親から頂いたお祝い金では購入できるお雛様がほとんど無く、私達夫婦が欲しいと思っていたお雛様も買えません。お雛様は娘にとって一生に1回なこと、毎年飾って楽しみたいことから、足りない金額については私達夫婦でお金を足して納得したお雛様を買おうと考えていました。

私の両親にそのことを伝えると、自分達が残りの費用を出すから、私達夫婦は初節句のお祝いの料理等の費用を負担するよう言われました。夫の両親へは、両方のジジババからだよと将来、娘に言えるように妻の両親にも費用を出してもらったと夫から伝えてもらいました。

購入したお雛様を見て立派なお雛様に驚いていましたが、可愛らしい娘に少し似たお雛様を喜んでいました。思うところはあったのかもしれませんが、何も言ってきたりはせずありがたかったです。

喪中で初節句のお祝いは延期したけど…

結局、実際に初節句のお祝いが出来たのは、1年後の1歳11ヵ月の時でした。
1年延びた結果、準備期間もたっぷりあったことから、とても可愛らしい立派なお雛様をお迎えすることが出来ました。初節句のお祝いも問題なくすることができ良かったです。

娘の初節句を準備の段階から純粋に楽しみたかったなと、ちょっと引っかかったものが正直あります。両家の風習と考え方があまりにも違うと、どちらが正しいということが無い分、子供夫婦が間に立ち取り持つことが必要です。

面倒ではありますが、子供のため親のため自分のためでもあります。せっかく、縁がありつながりを持った家族同士が仲違いすることは悲しいことです。

風習も価値観も違う2つの家が親戚になるということは本当に大変なことだと改めて実感したできごとでした。

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑