ロタウイルスの予防接種の効果は?受けた方がいい?必要ない?
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乳児の任意の予防接種ってどう判断していいか悩みますよね。今回は、多くの人が悩むロタウイルスについてです。
予防接種の効果はどれくらいあるのか?受ける・受けないはどっちがいいのか?
記事では「受けるべき」という意見と「必要ない」という意見をそれぞれまとめました。
予防接種のメリットデメリットを理解し、受けるかどうかの判断材料にしてみてください。
ロタウイルス予防接種の効果は?
接種期限が厳密に決められているロタウイルスワクチンの予防接種。
乳児の予防接種の中でも、受ける受けないは任意とされているため、どうするのがよいか判断に迷ってしまう人も多い予防接種です。
ロタウイルスは、感染例も非常に多く、感染経路が身近なウイルスです。
主な症状は嘔吐や下痢で、感染すると重症化しやすいウイルスとして有名です。
胃腸風邪の一種なのですが、イメージとしては治るのに時間のかかるノロウイルスといった感じです。
ノロウイルス同様、特効薬もなく、治すためには自身の治癒力に頼るしかありません。
そのため、乳児がかかると「看病が大変」「かわいそう」「家族にも蔓延する」などといわれます。
生後3ヶ月くらいまでは、母親からの免疫があるため、ロタへの感染率は低いとされています。
その分、3ヶ月を過ぎて免疫が無くなった途端に感染しやすい状態になり、生後6ヶ月以降はロタにかかりやすくなります。
それらの理由もあって、ロタの予防接種は接種期限が厳密に定められていますし、接種後28日経過するまでは、他の予防接種を受けられない決まりになっています。
一方で、ロタウイルスは、多くの場合が命にかかわるような病気ではありません。
ヒブや肺炎球菌のほうが、死亡率は高いといわれているくらいです。
なお、ロタの予防接種を受けたからといって、絶対にロタウイルスに感染しないとは言い切れません。
これは、どの予防接種についても言えることで「絶対」というのはないんですね。
ただし、ロタワクチンを接種すると、入院を必要とするような重症になる確率を約90%減らすことができるそうです。
任意接種のため、金額もそれなりにしますから、受けなくてもいいならやめておこうかな…という人もいるはずです。
何を判断基準として、受ける・受けないを決めればよいのでしょうか?
次の章から、ロタウイルスを受けた人・受けなかった人の意見をそれぞれまとめました。
ロタの予防接種は受けた方がいい!という人の意見まとめ
▼一番多い意見はコレ
【「かからないかも」と思っていても、あとで「やっとけばよかった」と思いたくなかった】
▼なってしまったら看病が大変だから
ロタウイルスには特効薬がないため、かかってしまうと自然に治るまで耐えるしかありません。とにかく脱水症状にならないよう、水分補給しかしてあげられないんです。病院でも、乳酸菌のお薬を処方することしかできません。(大人でいうところの整腸剤のようなもの。一時的に嘔吐や下痢を沈めてくれますが、根本的な治療にはなりません)
そのため、つらそうな赤ちゃんをなだめたり、排泄物の処理に注意したりと、看病がとっても大変なんです。
また、ロタウイルスは、ノロウイルスのように非常に感染力の強いウイルスのため、次亜塩素酸の洗剤で洗わないと殺菌することができません。
1度かかってしまうと、激しい下痢や嘔吐が続き、それらの排泄物から容易にまわりの人へ感染します。嘔吐や下痢も突然やってくるので、布団やシーツ、着ているものを汚すのはしょっちゅう!毎日の洗濯とお掃除がとっても大変です。
▼保育園に預ける予定だから
ロタウイルスの感染で、特に注意しなければいけないのが集団生活の場。乳児の場合は、ほとんどの感染元が保育園だといわれています。ロタに感染すれば、母親は看病のため1週間以上仕事を休まなければなりません。
▼上の子(兄・姉)がいるから
上の子供がいて、保育園か幼稚園へ通っている場合は、そこからウイルスをもらってくる可能性が高いです。
その逆で、乳児が感染してしまった場合、それが兄・姉へ感染する可能性も極めて高くなります。
家族内の集団感染を防ぐために、予防接種を受けさせる人も。
▼ロタにかかって子供が精神的に病んでしまった
生後11ヶ月でロタに感染した子の話です。
『嘔吐はなく、症状は比較的軽かったようですが、食べ物(離乳食など)がすべて停止になって断食状態になり、飲み物に関しても母乳・ミルクしかあげられない状態に。
赤ちゃんは空腹で泣いて泣いて泣きまくり、お母さんはずっとあやしている日々が続きました。』
『その後ロタが治り、食事制限が解かれた後、赤ちゃんの食欲は戻りましたが、精神的なダメージが残ってしまったんです。3ヶ月位は、ずっと不安&うつのような状態になってしまい、ベビーカーで買い物などに連れ出すと物音におびえました。公園では遊ばなくなりました。結果、ずっとかまってあげなければならず、お母さんは家事ができなくなったそうです。また、発達も一時的に止まってしまい、つかまり立ちの段階からしばらく自立できなかったそうです。』
これは一つの例ですが、我が子のことを考えて、予防接種をしておけばよかったと後悔したそうです。
ロタの予防接種は必要ない!という人の意見まとめ
▼一番多い意見はコレ
【他の予防接種を優先した】
▼他の予防接種とのスケジュールが合わなかったから
ヒブや肺炎球菌など、不活化ワクチンと呼ばれるものは、次の予防接種ができるのが1週間後と比較的短くなっています。
一方で、ロタは生ワクチンと呼ばれ、接種後4週間は間隔を空けなければなりません。
乳児のうちに受けたほうが良い予防接種は、ウイルスに感染する可能性を考えて、あまり遅くならないほうが良いとされています。そのため、ロタの予防接種をすることで、他の予防接種が大幅に遅れるようであれば、ロタ以外を優先するしかないようです。
▼同時接種ができなかったから
生後2ヶ月になると、ロタの他にもヒブ、肺炎球菌、B型肝炎などの予防接種を受ける時期になります。
全てを同時接種することも可能なのですが、病院によっては3種類を超える同時接種を推奨していないところもあります。
▼単独接種ができなかったから
一度にいくつものワクチンを接種する同時接種に、なんとなく抵抗があるお母さんは多い様子。そのため、それぞれのワクチンを1本ずつ接種できるようなスケジュールを組む人もいます。しかし、前述したようにロタは接種後の間隔が4週間と長いため、他の予防接種のスケジュールを考えると同時接種することになります。
▼副反応が心配
予防接種に副作用・副反応はつきものです。
特に、ロタの予防接種は飲むタイプなので、赤ちゃんが吐いたりすることもあります。
▼ロタの流行時期ではなかったから
ロタの流行時期は11月以降の冬とされています。
病院によっては、抗体ができる頃が流行時期ではないようであれば、さほど重視しなくてよい、と推奨しないケースがあるようです。
※この意見に関しては、0歳児でのロタ発症にのみ注目した内容だと思われます。来年、再来年、、、とロタの流行時期は毎年くるので、その後のことも考えて判断材料としてください。
▼予防接種をしても、発症する場合もあるから
どうせ可能性をゼロにできないなら、予防接種しなくてもいいかな、という意見です。
そもそも昔はロタの予防接種がなく、乳児は一度が通る道とされていた病気でした。
感染したとしても、危険な後遺症が残るものではないし、死に至るほどでもない、と考える人も多いようです。※可能性が全くないとは言い切れません。
▼費用が高額
地域や病院によっても異なるかと思いますが、大体1回の接種で1万円~1万5000円前後かかるようです。ロタワクチンの種類によっても料金が異なります。
(参考)
全2回のロタリックス:1回1万5000円程度。
全3回のロタテック:1回1万円程度。
まとめ
いかがだったでしょうか?
予防接種は、万が一にそなえる保険のようなものです。
そして、任意の予防接種に関しては、受ける・受けないはそれぞれの親の自由です。
費用やスケジュールなどの条件を踏まえつつ、ロタにかかってしまった時のことなどを考えて、赤ちゃんにベストな選択をしてあげてくださいね。
近年ワクチンの種類が増えていて、小児科での予防接種の予約が取りにくくなっています。順番を待っていたら、接種時期が遅れて病気にかかってしまう可能性が増えてしまいますから、受ける場合は、早めに予約を取ることをおすすめします。
2か月の子供に、4種類同時接種をしました。その夜、何度も嘔吐を繰り返し、ひどく泣いて、泣き止み、15分くらいするとまた泣くという繰り返しでした。幸い、綿棒浣腸などしているうちに収まったのですが、あとで、ロタウイルスワクチンは、腸重積症の副作用があると聞きました。次のロタウイルスワクチンの接種はどうしたらいいでしょうか?