子供が習い事をやりたがらないのは人見知りが原因?習い事をさせない子育てはアリ?
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子供がいろんなことを吸収して日々成長していく姿を見ると、何か「習い事」をさせて身に付けてあげたいなあと思うのが親心ですよね。もしくは周りのお友達や幼稚園の同じクラスの子が次々に習い事を始めて、うちもそろそろ何か習い事をした方がいいかもしれないと焦っている方もいるでしょう。
ところが、どんな習い事にしようかと親がどれだけワクワクしても、我が子は習い事に興味を持てずやりたがらないかもしれません。
今回は、子供が人見知りをしたり、興味をもたなかったりして習い事をやりたがらない場合に、親がどのような態度や方針を選ぶことができるかについてご紹介します。
子供が習い事をやりたがらない!そもそも、なぜ習い事は必要なのか?
音楽系や語学系、スポーツ系、お勉強系、創作系と子供の習い事の種類はパパやママが子供の頃よりずっと増えていて、最近は未就学児のまだ意志や自主性もはっきりしないうちから習い事を始める家庭も増えてきています。子供の習い事について親としていろんな期待や願いがあると思いますが、まずは習い事をさせるメリットや目的が何かを考えてみましょう。
幼いうちから子供に習い事をさせるメリット3つ
①新しいことにチャレンジして意欲や自信を育てる!
家庭や幼稚園、保育園では経験できないことを習い事でチャレンジすると、発達段階にある子供の脳を成長させる事ができます。また「できるようになりたい!」という意欲や「やった!できた!」という達成感は子供の自信を育ててくれます。
②子供の世界を広げることができる!
子供の日常は、幼稚園や近所のお友達、家族などといった小さな世界に限られています。習い事をすることで、新しい人との出会いや初めての経験を通じて、子供の世界を広げることができます。また、家族や身近な友達以外の人とのコミュニケーション力も自然と身に付けることができます。
③身体を丈夫にできる!
自動車での移動が多かったり、昔に比べて外で思い切り身体を動かして遊べる場所が少なかったりと普段の生活での子供の運動時間は短くなってきています。身体が発達段階にある子供のうちに身体を動かす習い事を選べば、体力をつけたり健康な体を作ったりすることができます。
幼い子供のうちから習い事をすることにはデメリットも
子供のうちから習い事をすることにはメリットだけではなく、デメリットもあるので合わせてご紹介します。
・習い事のレッスンや練習で遊ぶ時間が減る
・親が毎日子供の練習をみなければならなくて親子のストレスに
・やりたくもない習い事を嫌々やらせると、子供の心の傷になることも
・親の経済的、時間的な負担がかかる
新しく習い事を始めようとする時や、子供が習い事を嫌がったりした時には、習い事をすることのメリットやデメリットを考慮して、その習い事が我が子にとって本当に必要かどうかを考えることをおすすめします。習い事をする目的がスキルの習得なのか、それとも心と身体をたくましくすることなのかといった点も冷静に考えて、我が子への必要性を判断してみてください。
子供が人見知りで習い事をやりたがらない場合の対処法
習い事を体験してみて子供が嫌がったり、あまり興味を示さなかったりしても、それでもやっぱり習い事をやらせたい!という気持ちを持つパパ、ママは少なくないでしょう。
特に、我が子に人見知りの傾向があり、初めての人や場所、雰囲気に圧倒されてしまうタイプの場合は、時間が経てばきっと慣れて楽しくなるだろうと考えますよね。もしくは、習い事を通じて、少しでも人見知りを直したいと考えるパパ、ママもいるのでは。
そこで、子供が人見知りで習い事をやりたがらない場合の対処法についてまとめてみました。
習い事の体験は1回だけで判断しない
人見知りの子は、習い事の体験に行くまでは楽しみにしていたとしても、教室に入った途端に固まってしまったり泣き出してしまったりすることも。無理強いして参加させたりすると、余計に嫌になってしまうので、体験できなくても教室の雰囲気を見られたらそれでOKと考えましょう。体験を2回、3回と繰り返すことで、人見知りが和らぐこともあるので、可能ならば何度も体験させてもらえるように、習い事の先生に頼んでみてください。
親子で一緒にできる習い事で安心させよう
ヨガやお料理教室、書道など親子で一緒にできる習い事を選ぶと、人見知りの子でも安心して参加することができますよ。パパやママも興味のある習い事なら一石二鳥ですね。
子供が慣れるまで焦らず見守ろう
子供だけで参加する習い事でも、レッスン中の様子をママが見守ってあげることができるお教室もあります。不安になった時も、パパやママがこっちをちゃんと見てくれている!とわかれば、人見知りな子もホッと安心してレッスンを受けられるかもしれません。
グループではなくマンツーマンでできる習い事もある
一緒に習い事をするお友達と自分を比べてしまって恥ずかしくなったり、集団の中では緊張してしまったりする場合は、マンツーマンでできる習い事がオススメです。ピアノならグループレッスンではなく個別レッスンを選んだり、水泳や体操などの運動系でも個人レッスンを行っている講師を探して習わせたりすることもできます。
「習い事をさせない子育て」という選択肢も
どうしても子供が習い事に興味を持てない、どんな習い事もやりたがらない場合は習い事をさせないという選択肢もあります。
子供の興味やペースを優先してあげよう
周囲の子供たちが習い事をしている中で、我が子だけ何も習い事をしていないという状況は焦るかもしれませんが、習い事をさせないからこそ親子でできることをやってみてはどうでしょうか。習い事をさせなくても、子供が本当に興味のあることをその子のペースに合わせて行うことができれば、習い事以上に大切な経験になります。
習い事ストレスから親も子も解放
子供の性格やおうちの環境はさまざまです。保育園や幼稚園で集団生活をしているだけでも疲れてしまって、家に帰ったらゆっくりリラックスしたいという子供もいるでしょう。または、妹や弟が小さくて手がかかるので、習い事の送迎や練習の時間をとるのが親のストレスになるというケースも考えられます。無理に習い事をしないことで、子供もママも笑顔で過ごせる時間を長くするという選択肢もありますよ。
今はまだ習い事を始めるタイミングではないのかもしれない
子供がもっと大きくなって、興味が広がってきて自分から習い事をしたいと言い出した時に、親子で相談して習い事を決めようというスタンスでもいいですね。小学校に入学してから習い事を始める家庭もたくさんありますので、焦り過ぎは禁物です。子供が興味を持つまで、じっくり待ってみてあげてください。
子供が習い事をやりたがらない~さいごに~
子供の可能性を伸ばしてあげたい!という思いから、子供に親が希望する習い事をさせたいと考える方が多いのですが、習い事の主役は子供だということを忘れずにいたいものです。無理にモチベーションをアップさせようとせず、子供の興味やタイミングを尊重してあげましょう。
たとえ習い事を始めた時期が他の子より遅くても、本当に好きで自分で選んだことならがんばって上達します。子供が習い事を嫌がったとしても焦らず気楽に見守って、いつか習い事をしたいと言う日が来たら応援してあげてくださいね。
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