母乳が片方しか出ない私が試した方法とその後
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私が当時赤ちゃんを産んで、育児開始したのは33歳でした。片方のおっぱいから母乳が出なくなったのは、赤ちゃんが生後7ヶ月の時です。右側の乳首にだけ白斑ができ、おっぱいが詰まっているようでした。
母乳が片方しか出ない原因
私の場合、母乳が片方しか出なくなった原因で思い当たるのは「水分不足」です。
もともと入院中の母乳指導で、右側の母乳の出が悪いことは指摘されていました。乳首の角度が赤ちゃんにとって飲みにくい角度と言われて、飲み方を工夫しておりました。
里帰り出産で、実家にいた時は母乳はしっかり出ていたのです。
しかし、自宅に戻ってから、家事もして母乳などの赤ちゃんのお世話をしていると、どんどんストレスが溜まってきてしまい、忙しさからなかなか休憩をとらなかったんです。
「よく水分を飲んでね」と助産師の指導を受けていたのに、無視をして、夕食では主人の為に少しこってり系のおかずを作って食べていると、右乳首に白斑が現れて、母乳が出なくなってきました。
白斑もできてしまい母乳が出ない
うちの子は女の子で、とても食欲旺盛でした。生後7ヶ月ごろは離乳食を開始していましたが、離乳食では足りずに母乳を欲しがり、さらにミルクを欲しがる子でした。
このころ、片方の出が悪いことが増えていて、母乳が満足に出ない、とぐずって泣いてしまうことがあり、なんとかミルクでしのいでいたんです。
乳首に白い点のようなものが出ておっぱいをつまらせていて、白斑と呼ぶのだと知り、飲んでもらってもなかなか消えないので、1人での育児でしたから大変悩みました。
母乳が片方しかでないことへの対策
そこで、インターネットで辿りついたのが「桶谷式母乳育児」でした。
近くに「桶谷式母乳育児」を教えてくれたり、母乳のつまりを取ってくれる教室があると聞き、一度電話をかけて、予約を取っておっぱいの状態を見てもらいました。
その時のたった一度のマッサージで白斑は消えて、おっぱいもしっかり出てくることがわかりました。その時に注意されたのは、ストレス解消と水分補給、脂っこい食事は一切やめるということでした。
桶谷式母乳育児をやってみた
「桶谷式母乳育児」で教えてもらったことでまず実践したのは、食事で油っぽいものは一切やめることでした。そして、水分をしっかりとることでした。
しかし、その後も何度も何度も白斑が出てきて、おっぱいが出なくなり、子供はぐずるし、もう涙が出てきて、もう一度「桶谷式母乳育児」の先生に電話をかけて、おっぱいマッサージをしてもらいました。
当時、おっぱいマッサージをしてもらうと1回5000円かかったため、主人には「ちょっと産婦人科で母乳の相談とかないの?」と
いうことになったことがあります。
里帰り前にかかっていた病院に電話をかけると、「すぐにいらっしゃい」とお返事をもらい、病院の助産師さんにおっぱいの状態などを診てもらいました。今までの食生活や悩んでいたことを聞いてもらっているうちに、大号泣になりました。
母乳育児を諦めることにした
助産師さんが話を全て聞いてくれたうえで、
「よし、おっぱい止めよう!
もう生後7ヶ月なら、離乳食からの栄養でもしっかり育つし、お母さんのイライラを赤ちゃんはすぐに感じとるからよくない。
もう十分母乳を飲んでるから大丈夫。罪悪感なんて感じなくていいよ。よく頑張った」
と言ってくださり、抱きしめてくれました。
すぐに婦人科の先生に助産師が連絡を取り、母乳を止める薬の手配をお願いして、診察を受けて、薬を受け取って帰りました。
母乳を止めてからの育児
母乳を止めるのに、少々時間はかかりましたが、止めることはできました。母乳を止め始めてからは、完全ミルク育児になりました。
完全ミルクには抵抗がありましたが、ミルクの方が満腹になるのが早くて赤ちゃんもぐずらなくなりました。また、月齢とともに離乳食が進むと、食事を食べる量が増えてミルクを飲む量はどんどん減ったので、ストレスも緩和されていきました。
そして、1歳には自然と卒乳していきました。
卒乳でイヤイヤする子の話は少し羨ましくもありましたが、うちは、ミルクを与えようとすると舌を出して拒否をしたので、「あ、もういらないんだ」と分かりやすく、あっさりとした終わり方でした。
今母乳で悩んでいるお母さんへ
最近、「母乳育児!完母!」と母乳育児の重要性をよく耳にしますが、どんなに頑張ってもでない場合は、無理に母乳にこだわると、
つらくなって本当に出なくなるので、あっさりとミルク育児に移行させても大丈夫です。
特に離乳食が始まっていれば、離乳食からの栄養もありますから、
ミルクに案外切り替えがしやすいです。
その場合、切り替える前に、一度母乳外来や産婦人科で相談すると不安なども吐き出せていいと思います。
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