哺乳瓶は嫌がる!母乳も出ない!授乳に1時間以上かける日々を過ごしました【体験談】
《 本記事は広告を含みます 》
長女・長男・次女の三児の母です。長女を出産したのは27歳のときですが、その時から母乳がよく出ませんでした。特に3人目の子は哺乳瓶の乳首を嫌がるため、授乳に1時間以上かかって本当につらかったです。
哺乳瓶を嫌がる次女は母乳が出ないのに吸い続けていました
胸が小さかったので、多分ですが、乳腺の発達が未熟だったのかもしれません。母乳が少量しか出ず、マッサージなどいろいろ試しましたが効果はありませんでした。仕方なく長女長男はさっさとミルクに替えてしまい、それで特に問題はありませんでした。
問題は三番目の次女でした。当時私は32歳。哺乳瓶の乳首が嫌らしく、母乳が出ないのにも関わらず私のおっぱいに吸いついているのです。
そのうち疲れてそのまま眠ってしまいます。でも布団に寝かせると、母乳を飲んでいるわけではないので空腹で目を覚まし泣き出します。
哺乳瓶を嫌がる次女への対策
なんとか空腹を満たしてあげたいと思い、私の乳首をしゃぶっている時を見計らって哺乳瓶に切り替えるのですが、完全に目が覚めた状態だと哺乳瓶の乳首を嫌がって吐き出してしまうんです。
だからといって、完全に眠ってしまうと哺乳瓶の乳首を口に入れても吸ってくれません。半分眠った状態の時を見計らって、ソロリと哺乳瓶に替えるとそのままゴクゴクとミルクを飲みほしてくれ、その場合は満腹なのでぐっすりよく眠ってくれました。
しかし、この切り替えのタイミングが非常に難しく、何度もやり直しをしました。毎回授乳に一時間くらいかかっていました。
他の誰が哺乳瓶でミルクをあげても口から吐き出してしまい、私だけができることでした。
母乳も出ない!哺乳瓶も嫌がる!そんな赤ちゃんも今では…
上には長女長男がおり、夫婦とも仕事は自宅で忙しく、この次女はモノが食べられるようになるまでほとんど私の背中におぶったままでした。私の背中で育ったようなものです。
上の二人は助産院でひとりで産んだので、何も感じなかったのですが、次女は病院で産んだため、多くのお母さんたちと一緒で、みんなの母乳がよく出ている中、私一人がどうしても出ず、劣等感と恥ずかしさで、早く家へ帰りたいと思っていました。
家に帰ってからは、哺乳瓶の乳首も何種類も買って取り換えてもみましたが、効果はありませんでした。夫は優しく何も言いませんでしたが、授乳のたび、すごい時間がかかりましたし、お腹を空かしている次女が哀れで、涙が出てきて仕方がありませんでした。
「早くご飯が食べられるようになりますように」と祈るような気持でした。
そんな風に、子供三人とも仕方なしのミルク育ちではありますが、昼も夜も一緒で、スキンシップは前に抱いて後ろにおんぶ、と十分すぎるほどだったと思います。
成人し独立した今でも、彼らは優しいですし親子関係は良好で、仲良くやっております。
母乳が出ないと苦しむ人へ伝えたいこと
今、母乳が出なくて、当時の私のように悩んでいるお母さんへは、『大丈夫』と言ってあげたいです。栄養的にも母乳の方がいいに決まっています。でも出ないものは仕方ないですし、母乳をあげている時期というのもそんなに長いわけではありません。
本人の努力だけではどうしようもないことが世の中にはあります。母乳をあけるということ自体よりも、もっと大切なことは肌のふれあい、スキンシップだと感じました。
哺乳瓶でミルクをあげていたって目を合わせて話しかけることはできますし、抱いたりおんぶしたり添い寝したり…スキンシップはいくらでもできます。
母乳をあげていても、『同時にスマホを見ている』など、そういうお母さんの態度の方がずっと問題なわけで、思う存分抱きしめてあげれば子供はちゃんと育ってくれると思います。けっして自分を責めず、できる範囲で子供に愛情を注いであげてくださいね。
Your Message