さんまのわたは食べられる?内臓の栄養素には美容効果あり♪
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秋の魚・サンマの水揚げのニュースを聞くと、そろそろ秋の気配。9月頃からは漁獲も安定するので、家計にもやさしくさんまがスーパーに並びます。さんまの食べ方はいろいろあるけれど、やっぱり主婦としては簡単で美味しい塩焼きが一番!でも、ちょっと気になるのが「わた(内臓)」の部分。子供や私の分は捨てていますが、夫はおいしそうに全部食べるんです。
今回は、そもそも「さんまのわた」って食べられるの?という疑問から、わたの栄養素がもつ美容効果についてもご紹介していきます。
さんまのわたは食べてもいい?寄生虫などはいない?
夫は、”この苦みがうまい、最高!”なんていってさんまの「わた」を食べているけど、私は、実はこの苦みが子供のころから苦手です。そもそも他の魚は、内臓をとって身の部分しか食べないのに、なぜ「さんまのわた」は食べられるのでしょうか。本当に食べてもいいの?と思いますよね。
実は、サンマの体に秘密があります。さんまは、胃や腸といったものがなく、1本の長い管でできています。このため、食べた餌がすぐに体内から排出され、食中毒の原因になるものが体内に残らないんです。なので、さんまの「わた」を私たちは食べることができるのです。
さんまの「わた」が食べられるのは分かったけど、魚の寄生虫も心配ですね。さんまには、ラジノリンクスやアニサキスといった数種類の寄生虫がいることが分かっています。このラジノリンクスは、赤く糸のような形で青魚の内臓に多く寄生していますが、人間自体に寄生するものではないため、万が一食べても影響はないとされています。
また、最近なにかと話題のアニサキス。こちらは、最初は魚の内臓に寄生していて、徐々に魚の身の部分に移動してくることがわかっています。加熱が不十分だと、食べた際に生きていた幼虫により食中毒を引き起こすことがあります。内臓までしっかり火をとおしてから食べればこちらも安心です。
さんまの内臓の栄養素は美容に効果あり
丸ごと一匹食べられるさんま。しかし、あの苦みを我慢してまで食べる必要があるのかしら?なんて思ってませんか? 実は、さんまの「わた」には、ビタミンDとビタミンAの2つの栄養素が特に多く含まれており、美容にとっても良い食材なんです。
・ビタミンD
ビタミンDは、骨を丈夫にする栄養素として有名ですが、そのほかにも、代謝促進によるダイエット効果、肌のバリア機能を高める美肌効果があります。
・ビタミンA
ビタミンAは、レチノール、レチナール、レチノイン酸を含んだ誘導体の総称で、その効能は皮膚、視覚、動脈硬化など全身への効果がある栄養素。レチノールと聞くと、アンチエイジングケアの化粧品の成分として、見たことがあるのではないでしょうか?
このレチノールは、ターンオーバー促進による はり・美白・たるみ改善、コラーゲンの生成サポート、皮脂の分泌の調整など 健康的な肌へ導く魔法のような効果があるのです。
いままで食べすに捨ててきたのを後悔するくらい、実はさんまのわたには美容にいい栄養素がたっぷりと含まれているのです。美肌のためにも、しっかりと食べたいですね!
さいごに
食べる化粧品といってもよいほど、美容成分がたっぷりのさんまの「わた」。独特の苦味が苦手な方は、魚体にはりがあり、サンマの口先が黄色、目が透明な鮮度のいいさんまを選ぶと「わた」の苦みが抑えられますよ。最後に、便利グッズをひとつ紹介しておきます。
それでもやっぱりわたは苦手…という方は、無理に食べる必要はないですけどね。↑こんな商品もあったので、苦手な方は活用するのもいいかも。(商品ページを見ると分かるんですが、ぐるぐるするのは楽しそう…)
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